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2018.11.05

ポテンヒットになってないか?

10月31日は毎年恒例の仮装出勤の日です。

毎年コンテスト形式で投票を行っていますが、このガングロ女子高生になり切ったSCチームのバンブーが2位。

優勝はMDチームのニコルでした。

実は、この仮装出勤は2013年から毎年やってますので今年で6回目です。

最近ではオフィスでやっている会社も出てきましたが、2015年にはフジテレビさんが東京から取材に来てくれました。

報道番組で、仮装には歴史的に意味があるとのこと。

なんと、豊臣秀吉が朝鮮出兵の最中に兵士たちを慰労するために仮装パーティーを行っていたそうです。

話は変わって、最近社内で良くする話があって、それが「ポテンヒットになってないか?」

ポテンヒットって野球で使う言葉ですが、打球が内野手と外野手の間あたりにフラフラっと上がってポテンと落ちてヒットになってしまうことを言います。

ピッチャーとしては打ち獲ったと思った打球がヒットになってしまう。

これはチームでプレイをする上で起こりうる出来事です。

センターを守っていて、センターに向かって飛んできた打球は当然センターが取りに行きます。

ライトが取りに行ったりはしない。

それがセンターとセカンドの間辺りにフラフラっと打球が上がった時に、センターはセカンドがとると思い、セカンドはセンターがとると思ってしまい、結局お見合いをしてポテンヒットになってしまう。

これは特に新しいプロジェクトに起こりがちです。

「誰かがやってくれるだろう。」仲間を信じることも大切だけど、そう思い込んで、結果的に誰も取りに行かずにポテンヒットになってしまいます。

最悪なのは「それはバイヤーの担当でしょ」「いや、それは商品開発の担当だ」「え、誰からも指示がなかったから。」なんて会話。

じゃ、こういう現象をどうやったらなくすことができるだろうか。

それは、野球やサッカーと同じで周りのメンバーや自分たちが「声」を出すこと。

周りのメンバーが「センター!」って言えばセンターも迷いなく全力で取りに行けるし、もしくはセンターが「俺がとる!」って言えばセカンドも安心して任せる事ができます。

それには日ごろから「声を掛け合う」という習慣が必要。

コミュニケーションが活発なチームにはポテンヒットなんて起こらない。

つまり、やはり円滑なコミュニケーションがチームの生産性を向上させるのです。

たまにキャッチャーがセンターフライを取りにく場面を見かけますが、気持ちは素晴らしいけど、生産性が高いとは言えません。

新しことにチャレンジし続ける当社のような会社では、常に複数の新しいプロジェクトが走っています。

ホラクラシーという自立型の組織運営をしているので、メンバーの当事者意識は高いと思います。

ゆえに、センターとセカンドが両方とも取りに行ってぶつかることもあります。

そこも声掛けですね。常に誰かが「声」を出さないと。

そして、みんなが周りのメンバーの状況を把握してプレイする。

センターが足をケガしていることを知っているかいないかで、ライトとレフトの動きは変わります。

今回は野球の話をしたので、私の好きな映画をご紹介します。
(うちの組織運営は野球型ではなくサッカー型ですが)

「このチームで勝てれば、世界を変えられる。」