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2018.12.17

経営はアートかデザインか。

最近読んだ本で「経営はアートかサイエンスか」というテーマがありまして、当然両方必要だろうと思っているわけです。

そしたら、先日「デザイン経営」というテーマで取材を受けまして、これも経営にはデザインは必要だよね。って話になるわけです。

そうすると、今度は「経営におけるアートとデザインってどう違うんだろう?」って考え始めたんですね。

で、銭湯で考えて出した答えが我ながらうまくできたと思ったので書いておきます。

アートは自分との答え合わせ。

デザインは他人との答え合わせ。

つまり、アートは自分自身がどういう作品を創りたいのかというこだわりだから、他人がどう思うかとかあまり気にしない。

世界で活躍しているアーティストはそれぞれ独自の信じている世界観がある。

一方、デザインは「この広告はユーザーに伝わるだろか?」とか「使いやすいだろうか?」とか他人がどう感じるかということを考える。

「組織デザイン」という言葉はよく聞くけど「組織アート」という言葉は聞いたことがない。

私は芸術系の高校を出てますが、自分でデザインができるわけではありません。

その高校の途中から数学の授業もなくなったので、数字やサイエンスが得意かと言われるとそうでもありません。

ということで「経営とは何か?」と聞かれたら遠い目で「アートですね。」と答えることにしました。
(なんか、かっこええし。)

描きたい絵は頭の中にあるので、それを表現していきたい。

でも、これって周りの人は迷惑だろうなと思います。特に家族とスタッフ。
(得意技は「ちゃぶ台返し」)

ほんと、ごめんなさい。(この週末の反省を込めて)