GLOBAL DIY SUMMIT 2019

6月5日～7日で、年に1度開催される「GLOBAL DIY SUMMIT」に行ってきました。（年に2度しか着ないスーツにネクタイ姿です。）

今年の開催地はアイルランドのダブリン。（昨年はバルセロナ。来年はアムステルダムです。）

どういうイベントかというと、世界中のDIY関連企業のトップが一堂に会して、共にDIY業界の発展に努めましょうという主旨で「DIY業界のダボス会議」と呼ばれてるイベントです。

一昨年あたりからカンファレンスのテーマは大きく2つあって、1つ目は「Amazonエフェクト」。2つ目は「若者がDIYをしなくなってきた。」この2つが日本だけではなく、世界中の課題なんですね。

そして、今年のテーマは「Innovate or Die」

つまり、「古くからの習慣・制度・組織をぶっ壊さないと未来はないぞ。」

カンファレンスの具体的な内容は基本的には外部公開NGらしいのでここには書けませんが、海外のカンファレンスに参加するといつも思います。

海外と日本ではマーケットサイズが全く違う。

アメリカのホームセンター「HomeDepot」の売上は1社で年間10兆円。

日本のすべてのホームセンターの売上を足してもその半分に満たない。

つまり、日本のDIY＆ガーデン業界はまずは「市場の創造」が必要。

まだDIYや園芸を楽しんだことがない人たちに、それを楽しんでもらうようにしなくてはならない。

そうなれば、我々のマーケットも広がっていきます。間違いなくポテンシャルはあります。

日本の「住まい領域」は将来に大きな課題を抱えています。

なので、今は薩摩だ長州だと言ってる場合ではありません。

是非、業界をあげて共に日本の市場を広げていきたいと思っています。

そうなれば、社会の幸福の絶対量は必ず増えます。

あと、ヨーロッパのイベントに参加するといつも思うのが、みんなパーティが好き。

今回も連日連夜なんとかパーティが続きました。

そのパーティのおかげで、ギネスビールがアイルランド発祥だと初めて知りました。

今はにわかブームのDIY。

これを文化にできれば、日本の暮らしは大きく変わる。

「らしさがあふれる、世界を。」

be you.