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2014年4月26日(大安)日本初のDIYが体験できるリアルショップ「DIY FACTORY OSAKA」はオープンしました。
アパレルなどリアルショップがドンドン閉鎖していく小売業において、なぜ今からわざわざリアル店舗をやるのか?というご質問をたくさんいただきました。(金融機関には強く反対されました)
当時、ネット通販専業だった大都にとって「つくる楽しさを未来へつなげたい」というビジョンを実現するために「DIYを体験してもらう場所」が必要だと判断したからです。
DIYに興味はあるんだけどやり方がわからない人が多く、そういう人たちの最初の一歩を踏み出す場所を作ろうと。
あと、なぜ場所を南海電鉄の高架下にしたのか?というご質問も良く受けました。
理由は大きく2つあって、1つは工具の音などを気にせずに作業ができること。
もう1つはこの高架が昭和十二年にできた戦火を逃れた建造物だということでした。
昭和十二年は大都が創業した年です。
ただ、いざ出店するとなるとどう考えても収支があわないことがわかりました。
そこでお取引メーカーさんにご協力をお願いしたわけです。
展示スペースをご用意するので御社の製品を自由に陳列してください。
一般の方が自由に手に取ってもらえる場所にして、私たちが御社の商品のPRをするので出展料としてご協力ください。と。
こんな誰もやったことがない無茶なお願いにも関わらず25社のメーカーさんが「面白い!応援するから頑張れ!」と参加してくれました。
そして、この4年間ずっと応援し続けてくれています。
DIY FACTORYは、ユーザー、メーカー、大都の3社がハッピーになる場所、大都のミッションである「ハッピートライアングル」を体現した、今まで誰も実現することができなかった場所となりました。
そしてこの度、DIY FACTORY OSAKA は次のステージへ行くことを決断しました。
決断とは、「決める」と同時に「断つ」ということです。