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「DIY」
ここ数年でこの言葉の認知度は急激に上がりました。(データによると93%くらい)
15年くらい前に「DIYツールドットコム」というサイトを作ったのですが、当時はよくお電話で「ダイツールさんですか?」と言われたものです。
5年くらい前でも会社説明会で学生さんに「DIYの意味がわかる人ー?」って聞いても半分程度しか手が挙がりませんでした。
DIY(Doit yourself) つまり自分たちの暮らしは自分で作ろう。そんな意味ですね。
それがなぜか日本では日曜大工と訳されるようになり、技術を要するよなイメージがつきました。
どこにも「sunday」とも「carpenter」入ってないのにね。
日本でDIYまだまだマイノリティです。
とあるアンケートによると、60%程度の人がDIYになにかしらの関心を持っているが、実際にやったことがある人は13%程度。
ちょっと古いデータですが、日本人で壁紙を貼ったことがある人は3%。パリでは約60%。
「日本にはDIYのマーケットがない。」とよく言われます。
確かに今はそうかもしれません。でも、それってバッドニュースでしょうか。
マーケットがなければ創ればいい。
顕在化した市場で奪い合いをするより、新しい市場を創造した方が価値があるし、楽しいじゃないですか。
DIYで「らしさ」」があふれる暮らしが広がれば社会の幸福の絶対量は必ず増える。
なので私たちは「DIYをブームじゃなくて文化にしたい」。持続可能な社会のために。
それは、まさに「カウンターカルチャー」です。
カウンターカルチャーをウィキペディアで調べるとこう書いてます。
”その価値観や行動規範が主流社会のものとは大きく異なり、しばしば主流の文化的慣習に反する文化のこと。
カウンターカルチャー運動は、ある時代の特定のひとびとの精神と願望を表現する。
カウンターの力が限界以上に達すると、劇的な文化の変化を引き起こす可能性がある。”
もともと、「DIY」の語源は1945年のロンドンの戦後の復興のスローガンです。
破壊された街を自分達の手で復興させる国民運動だったんです。
これからの日本はの住まいはどうなるのでしょうか。
子供達の未来のためにも、今やらないといけないことがあると思ってます。