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先日、取引先の先輩経営者(ハーバードMBA)から進められた本がありまして、最近それを読んでました。
先輩いわく、「もはやMBAだけでは戦略が同質化して戦えない。感性を磨きなさい。」と。
いわゆる、経営は「サイエンス」か「アート」かみたいな話ですよね。
もちろん両方なければいけないとは思うのですが、私は学歴がありませんので「アート派」です。(笑)
通っていた芸術系の奈良県立高円高等学校も、2021年に奈良県立芸術高等学校に校名変更するようです。
その地元奈良で、この週末に「G1関西」というイベントがありました。
僭越ながら、イベントでパネルディスカッションをさせていただいたのですが、これまたセッションのお相手と規模感が違いすぎるし、正直、うちだけ誰も知らない会社で何を話せばいいか迷いました。
ロート製薬の山田会長、フェリシモの矢崎社長、モデレーターはジャパンタイムズの末松社長。
ただ、規模は違えど全員後継者。後継者あるあるもあり、みなさんとてもユニーク。
関西の経営者はアート派が多いのかもしれません。(知らんけど)
とにかく、とても楽しいセッションでした。
後日、グロービスさんのサイトで動画配信があるそうです。(編集しなくて大丈夫か?)
そして、今回のG1関西で非常に刺さったセッションがありました。
テーマは「アートはいかにして地域と人々に価値を与えるのか」
(パネリスト:千島土地株式会社 代表取締役 柴川能一 京都造形芸術大学 教授 椿昇
モデレーター:ボストンコンサルティング 御立尚資)
このセッションの最後のコメントが本当にしびれました。
日本でアートを文化にするためにはどうしたらいいか?という問いに対しての回答が
「文化というのは、みんなが信じるから文化になるんです。」と。
DIYをブームではなく文化にしたい。と思うなら、みんなでそうなることを信じないとダメですね。
信じてもらえるようにしないと。