どうもこんにちは!普段はDIYのコラムを担当しているバンデラスです。
いつも仕事で工具や塗料のことなどを発信しているのですが、最近
o(`ω´ )o「こいつぁー細かいけど知っといた方がいいぜー!」
となった事柄があるので、アウトプットがてらここに書きつけておきます。
それは何かというと………
「オイルステイン」と「オイルフィニッシュ」って何が違うの?
ということ。
どっちもオイルだし似たような使い方ができるのでややこしいですよね?
ということでざっくり解説しておきます。
とその前に
( ^ω^ )「ステインとかわかんなーい」
という人への解説
ステインとは?
ステインとは塗料の一種で、木材に浸透することで色を染み込ませる「浸透型塗料」と呼ばれるものです。言い換えると「木材の着色料」のようなものですね。ステインはオイルステインや水性ステインに分かれますが、ざっくり言うと油を使っているものがオイルステイン、使っていないのが水性ステインです。
↑はDIY FACTORY COLUMNより抜粋
まあ書いたの僕なんですけどね。笑
そしてもうちょっとだけ解説すると、ステインは木材に浸透するものなので傷や汚れや湿気などから「木材を保護する力」はあんまりないんです。もちろん何もしないよりは全然いいんですけどねー。
では次に「オイルフィニッシュ」の話です。
ステインが木材の着色料であるということ、そしてオイルステインは油性のステインであるということはわかりました。ではオイルフィニッシュとはなんなのでしょう?
ということで解説!
オイルフィニッシュとは?
オイルを使った「仕上げ材」のこと。ステインのように木目を綺麗に強調してくれる上に、乾くとある程度の硬化をして木材を保護してくれます。仕上げに使うからオイル
フィニッシュなんですね。
と、ここまできたらわかった方もいるかもしれません。いよいよ最初の疑問に答えを出しましょう。この2つの違いは何かというと?
・木材に浸透して木目を綺麗にするけど、保護機能はない
→オイルステイン
・木材にある程度浸透してある程度保護してくれる
→オイルフィニッシュ
ということです!
ある程度とか逃げ道のある言い方になってますね!でもこれしょうがないんです。だって単純な木材への浸透力ならステインの方が上ですし、保護能力だけならニスの方が上なんですもん。
ψ(`∇´)ψじゃあオイルフィニッシュはどっちつかずのアイテムなのかよ!?
そんなこと思ってしまう人もいるかもしれませんが、それは悪い面しか見てないというもの。考えてみてください。オイルフィニッシュが無かったら、「木材を綺麗にして保護もしたい」と思った時にステインとニスをどちらも塗らなければなりませんが
オイルフィニッシュならそれだけで済むんです!
DIYを手軽にしてくれるなんとも便利な塗料なんですね。ありがたやありがたや。ちなみにブライワックスなどのワックスも同じような使い方ができます。
ψ(`∇´)ψじゃあワックスとオイルフィニッシュは何が違うんだよ?
と思う方もいるかもしれませんが、長くなるのでそれはまたコラムでお話しします。
というわけで今日はここまで。バンデラスでした!
塗料のここら辺の知識についてくわしく知りたい人はこの記事がおすすめです。
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