DRAG

NEWS

2018.05.01
スタッフのこと

ボク・ブロキの友ヶ島旅行記

どうも・・
GW中に失礼します、ボク・ブロキです。

最近は商品の紹介記事が多かった
ブロキの記事、略してブロ記事ですが・・
今回は久しぶりに出かけたので旅の記録を書こうと思います。

先週の木曜日、
仕事より早起きして電車に揺られ、和歌山は加太駅に到着・・

加太駅

加太駅から和歌山市駅にかけて
「めでたいでんしゃ」というかわいらしい電車が1時間に1本くらいの本数で
走っているみたいなのですが、乗ることができず・・
加太駅から今回向かうところは・・

友ヶ島です。

友ヶ島の玄関写真

和歌山県和歌山市加太に属し、
実写版ラピュタの島ともいわれている友ヶ島・・
実は過去に2度ほど行こうと試みていたのですが
火曜日と水曜日が友ヶ島行のフェリーが欠航しているとのことで
断念していたんですよね・・

なので今回は3度目の正直!ということで
しっかり木曜日に休みをいただき、行くことができました・・!

と、加太港から友ヶ島行のフェリーに乗る前に
腹ごしらえということで近くの食堂に行きました。

大盛のしらす丼

見てください、
この大盛りのしらす丼・・!
醤油に梅干しをつぶした特製タレでいただくのですが
すごく美味しかったです。

これだけ大盛りのしらすなので、
さすがに少しこぼれてしまったんですよね。

そのこぼれたしらすの中で、
運命を感じたこの1匹のしらす・・

運命のしらす

ん?
なんだかやけに輝いて見えるな・・
このしらすの顔を見ていると

「おい、オレはフィリップってんだ。
オレも連れてってくれないか?
なぁに、悪いようにはしぇよ。
ちょっくらオレも旅に出てぇんだ!」
と言っているような気がして・・

なるほど。
お前、行きたいのか・・
・・わかった。
連れてってやる。

いいか?絶対に大きな声出すんじゃないぞ?
周りに知られたら大変なことになるからな・・
そんな約束を交わし、
ボクはフィリップを着ていた服の胸ポケットに忍ばせました。

ちょうどフィリップが入る隙間があったのも
運命を感じましたね・・

ポケットに入れたしらすフィリップ

多分、今まででもボクくらいでしょうね・・
ポケットにしらすを忍ばせて
フェリーに乗ろうとしているのは・・

フィリップがポケットにいるにもかかわらず
乗車券は1人分しか払ってなかったのが心苦しく、
途中でもう一人分の料金を払おうとしたらさすがに止められました・・

さて、ようやく友ヶ島に到着。
思っていたより自然だらけで、見える景色もいい感じ!

友ヶ島からの水平線

友ヶ島に来たら
明治時代につくられた数か所の砲台を巡っていく
(※歴史の認識間違っていたらごめんなさい)
ハイキングコースが基本です。

砲台

明治時代の建物といえば赤レンガ・・
砲台にも赤レンガがメインで使われています。
あまり整えられていない草木がより当時の風景を想起させますね・・!

中に入れる砲台もありました。
でも壁に落書きされまくっていて、
少し残念・・でもそれもリアルなのかも?

砲台の中

友ヶ島にはいくつも砲台があるのですが
第二次世界大戦では航空戦が主体になったため
使われることがなかったというのも面白いですね・・

ところどころに
防空壕?らしき穴も発見。
ここに人が入って生活とか、していたのでしょうか。

防空壕

重要文化財にも指定されている
大きな展望台。
この日はテレビの取材もきていて、
取材のしかたなんかも勉強になりつつ・・ 笑

展望台

・・と、
ここで胸元のフィリップの存在を思い出す。

あれ?
フィリップ・・?
顔が・・とれている・・!?
フィ・・

フィリィーーーーーップッ!!!!!

「ブロキ、すまん。オレはもうダメだ・・
でもよぉ、しらすで友ヶ島に来れたのは、多分オレだけだったと思う・・
オレはそれだけで、幸せモノだったぜ・・
いや、しらすだから、幸せウオってか・・?・・」

「フィリップ・・」
・・

フィリップは小展望台にて、
帰らぬしらすとなり、永眠しました・・
ありがとう、フィリップ。
最後までジョークでボクを笑わせようとしてくれた男の中の男、フィリップ・・

君に会えて、本当によかった・・
ここから先はボクたちに任せてくれ・・

永眠したフィリップ

そんなフィリップとの出会いに感謝しつつ、
砲台巡りはまだ続きます。
メインの第三砲台に到着・・

地下道なんかも行き来できて迷路みたいな建物。
でも暗いし壁に虫がいっぱいいて、ちょっと怖い! 笑
懐中電灯持ってくればよかったです・・

第三砲台

この丸い凹みのところに
大砲を配置していたのでしょうか・・
相当大きいのでしょうね。実物も見てみたかったなー。

他には島内に存在した将校も残っていました。
ここでどんなことを学んでいたのか・・
さぞ厳しかったんだろうなー。

将校

砲台や景色も十分に堪能し、
ハイキングコース終了。

山道をずっと歩いている感じだったので
かなりいい運動になった!
歩いている最中に何度か野生のリスを見かけたのですが
動きが速すぎて写真撮れず・・
1枚くらい収めたかったのが心残りでした。

そして帰りのフェリーに乗る時間・・
(合宿中?の高校生たちにまみれながら)

帰りのフェリーからの友ヶ島

遠のいていく友ヶ島と
フィリップとの思いがけない出会いを胸に刻み、
ボクは帰路につくのだった・・
ボク・ブロキの友ヶ島旅行記・・
いかがでしたでしょうか?

今回の旅行で1番ビックリしたのは
島内のトイレの水が茶色だったことです・・
バイアニクストイレということで問題ないらしいのですが
はじめはコーヒー流れてきたんかなって思いましたね。

季節によって見える景色がかなり変わりそうですが
どうせなら夏に行って自然も景観も昆虫たちも満喫するのが
1番いいのかもしれません。

皆さんもぜひ、行って楽しんでみてください!

それではまた次回・・
ボク・ブロキでした。