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2016.02.01
道具のこと

コレクター必見! ~アンティーク測量器~

luna0201-2-8 立派な商品がずらーっと並んでいるので、 どんな商品なんだろう?と少しだけですが調べてみました。 ケッフェル アンド エッサー社製 トランジット (T-01-011) luna0201-2-7

推定1901年製造のトランジット。 100年以上前の製品です。 ドイツ人のウィリアム・J・D・ケッフェルとヘルマン・エッサーによって 1867年に設立されたニューヨークの会社。 本社の建物はニューヨークのランドマークにもなっている、だそう。 出典:wikipedia ドイツ人がアメリカにやってきてビジネスやるぞ!と起業したメーカー、という感じでしょうか? ググったら創業者であるケッフェルさんとエッサーさんのお写真もありました。双子・・・?笑 luna0201-2-2 出典:https://www.sphere.bc.ca/test/ke-sliderule.html どうやらこのK&E社の製品は、アメリカの国立自然史博物館にも文化工芸品の類としていくつか展示されているようです。 アメリカの国立自然史博物館、と聞いてまったくピンときませんでしたが、 “スミソニアン博物館”群のひとつのようで、 スミソニアンと言えば!映画「ナイトミュージアム」!知ってるぞー! とやっとそこでテンションが上がったというミーハーっぷり。 トランジットって、電子機器のイメージが強いのですが こういった土台あってこその今の精密機器へと発展してるんですよね。 そんなトランジット、もう1つ紹介します。 イ.アル.ワッツアンドサン社製 トランジット (T-44-01) luna0201-2-6 エドウィン・リチャード・ワッツにより1856年に設立された、イギリスのメーカーの製品です。 創業時、彼は23歳。今のわたしよりも若い・・・ それだけ優秀な方だったということでしょう。 この商品には正確な年代の記載がなかったのですが、 1800年半ばに設立され、1900年代半ばに他会社と合併、との情報があるので これも100年ぐらい歴史のあるものなんだろうなーと思います。 調べていたら会社の住所が載っていたので、なんとなくGoogleマップで見てみました。 luna0201-2-1 イギリス感・・・! ちょっとした旅行気分が味わえました。 こういうアンティーク商品は、 どんな歴史を持っているんだろう? 前はどんな人が使っていたんだろう? どんな経緯で海を渡ってはるばる日本までやってきたんだろう? と、考えるだけでワクワクしてきますね。 商品は全て1点もの! アンティークがお好きな方はお見逃しのないよう、要チェックしてください! ]]>