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2021.02.01
プレスリリース

“原状回復の必要なし”(*)DIY型賃貸住宅「シンプルDIYプラス」で「らしく、かしこく、暮らす。」プロジェクト始動。【JKK東京×DIY FACTORY】

オンラインショップ「DIY FACTORY」を運営する株式会社大都(大阪府大阪市生野区、代表取締役:山田岳人)は、
ビジョンである「らしさがあふれる、世界を。」を実現すべく、
JKK東京(東京都住宅供給公社)の新たなプロジェクトをプロデュースしました。
(*)一定のルールを守ることで退去時における原状回復義務が免除されます。

本プロジェクトは、原則、原状回復義務のある賃貸住宅において、
自由にDIYを行える制度の提案、DIYの専用商品販売、Howto情報の公開を行うことで、
入居者のイメージするDIYのハードルを下げ、暮らしを豊かにするお手伝いをすることが目的です。

日本の賃貸住宅では、退去する際は入居時と同じ状態に戻す原状回復を行うことが一般的なため、内装を変えるのは抵抗があります。
JKK東京が原状回復が不要な部屋「シンプルDIYプラス」の提供を開始するにあたり、
DIY FACTORYは、DIYが身近にある暮らしをキットや動画を用いて提案しました。

※2月1日(月)よモデルルームの見学が可能となります。

■「シンプルDIYプラス」の魅力

「シンプルDIYプラス」は、居住者が自由にDIYを行うことができ、かつ原状回復が不要となることが最大のメリットとなります。
これまでの賃貸住宅での制限のあるDIYと比べて、自由度が大きく向上しました。

シンプルDIYプラスの対象となる物件は築50年以上の団地で、建築当時のままの間取りで現在も提供されています。
ふすまを撤去して広々とした空間にしたり、畳の上からクッションフロアを貼るなど、部屋の雰囲気を気兼ねなく大胆に変えることができます。
また現代のライフスタイルに合わせた生活動線へと変えて暮らすことができるのも魅力の一つです。

■DIY FACTORYがプロデュースしたモデルルーム

原状回復義務免除の対象となるDIYの基準のもと、1戸あたり15万円の予算でDIYを行いました。
間取りの違う2戸それぞれの1部分ではなく部屋全体を、
生活動線を意識してDIY及び、家具のコーディネートを行いました。

DIYしたお部屋を3Dでご覧いただけます。

<押し入れの加工>
押し入れの内側を真っ白に塗り替え、オープンクローゼットにしました。
ふすまの一部を取り除き、壁と同じ白色に塗装することで、空間を広く見せることができます。
木部にはネジを打ち、ハンガーパイプを取り付けたことで、衣類をかけて収納できるようになりました。

また、ふすまのふすま紙を剥がし、中にある木(中子骨)をのこぎりとハンマーで取り除き、
外枠だけに加工しました。そこに新たに木材を取り付けて、洋風ドアをイメージする扉に作り変えました。

<ふすまのリメイクシート貼り>
部屋の仕切りや出入り口となるふすまは、リメイクシートを貼って和のテイストを消しました。原状回復が不要のため、ふすまは破棄することも可能です。

<床の増し貼り>
フローリング調や、モルタル風のクッションフロアを畳の上に敷き、両面テープを使用して固定しました。
畳の上に敷くことで防音の効果を損なわないまま、洋室の雰囲気に変えることが可能です。
畳の上なので少し波打ちますが生活する上で大きな問題はありません。

<キッチン収納の塗装>
古くなったキッチン収納の扉の上から、ローラーで一気に塗装をしました。
好みの塗料を塗ることで、キッチンのアクセントに。
明るい色だとポップな印象で北欧風に、ブラックやグレーだとカッコいいキッチンになります。

<壁面の塗装>
全ての壁に手を加えるのではなく、アクセントになる色を選び、ローラーで塗装しました。
一部屋は濃い色をチョイスしたことで、部屋の印象が引き締まり、インテリアとの相性もグッと良くなりました。
もう一部屋は上下で色を分けてツートンに仕上げ、部屋全体に奥行き感がでました。

■今後の予定

DIY FACTORYでは、今回プロデュースした部屋を入居者様ご自身で再現可能な、
DIYセット(壁塗りセット、床貼りセット、家具作成キット)をオンラインショップにて販売いたします。
施工の方法、作り方のHowto情報をサイトにて公開いたしますので、初めての方でも安心してDIYを行っていただけます。

■最後に

原状回復不要の賃貸住宅の普及で、昨今問題になっている空き家問題の解決に加え、
DIYを通じて住まいに愛着を持ち、自分らしい暮らしをするためのサポートをすることで、
ビジョン「らしさがあふれる、世界を。」を実現してまいります。